言葉が足りないとサルになる

野球やサッカーなど、スポーツ中継をよく観る。
スポーツそのものは面白い。プロの技、試合運びはさすがだと思う。
なのに、いつも気になってしかたがないのが試合後のインタビューだ。
あれは何かね、そう聞くように上から指示でもあるのかねぇ。

「すばらしいホームランでしたね?」
「すばらしいゴールでしたが、そのときの気持は?」
「いい試合でしたが?」

はぁ?一体、あなたは何が聞きたいのかね。アホじゃないの?
そうじゃないでしょ。
「内角を鋭く攻められていましたが、外角に逃げるスライダを狙いすましたようにホームランにできたのは、そういう読みがあったのですか?あのボールがホームランにできたのはなぜですか?」
「ファーの選手がフリーになっていましたが、なぜご自分でゴールを決めようと考えたのですか?」
とかさぁ、あなたは試合を見ていなかったのか?
それとも、こういう答えを期待していて、それを言ってくださいと暗に催促しているのか?
「厳しい試合展開でしたが、ファンのみなさんの応援が背中を押してくれて、いい結果をだすことができました。」

いつも試合後のインタビューにはイライラしていた。スポーツの醍醐味を全然伝えていない。

で、この本だ。

Saru.jpg

著者曰く、「幼稚語」を使っているとサルになるよと。幼稚語とは、「ウゼぇ」とか「っていうかアリっぽくねぇ?」であり、これで会話を済ませてしまってはいけない。

言葉を尽せ!たくさんの言葉を駆使することで、気持ちが浮き上がってくるんだと。。。
彼女のことが好きだから「好きです」という言葉がでるんじゃないんだ。
「好きだ」と言った瞬間から気持ちが前に出るんだと。。。

言葉の持つチカラって確かにあると思う。
日本のサッカーが強くなったのは、サッカー選手、監督、コーチが言葉を尽くして自分たちの置かれている状況を共有したからだと。う~ん、説得力があるな。確かに、サッカーを好きな人は、かなり専門的に批評できるもんな。オシム前監督のインタビューも面白かった。後は、マスコミがもっと言葉を尽くせば、もっと強くなるぞ。

うちの子供がハンドボールをやっているが、ああいうチーム・スポーツこそ言葉が大事だと思う。
試合に負けても、時間をおかずに、どこがよくなかったのか、それはなぜなのか、みんなで言葉を尽くして意識を共有すれば、絶対に次につなげることができるはずだ。

日本って、言葉が少ないことが美徳とされがちだけど、どうなんだろうねぇ。
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